夜の100通りの走り方

宵っ張りのミーハー大学生が心の赴くままに趣味を広げた記録です。

「一か月の書籍代が1万円になるように読書せよ」という言説

所属しているサークルの部室の本棚には先輩が置いていったと思われる就活本が眠っていて、読んでいると「一か月の書籍代が1万円を超すように読書するといい」と書いてあった。

 

もちろんこれは本屋に1万円毎月落とせというわけではなくて、図書館なども活用しながらの話なのだが、生活の指標として目から鱗だったのでメモ。

 

「本を○○冊読む」という指標って勉強すればするほどあやふやなものになると思う。

 

一時期は読書垢を作っていたこともあったが、人文学系の授業でリストに挙げられる参考書のような読み物が文庫の小説一冊と同じ重みのはずはなく、「今月は○○冊読みました!」という毎月のツイートの嵐でなんとなく疎遠になってしまった。

これ以外にも関連書籍に所属大学の教授のものが多すぎて本のツイートをしにくいという理由もあったが、完全な読書アカウントとしてのSNSの投稿は今の私にはあまり向いていないらしい。

 

その一冊の重みが金額にするとある程度は可視化できるようになるので、それを目標にするのは案外盲点で、だいぶ面白い試みだと思った。

ただし費用対時間の面で考えると詩集や画集の類が圧倒的になってしまうが、まあそれは置いておいて。

 

今までに読んだ本はノートに月ごとにまとめてあるので、ここ数カ月の数値をまとめてみるのも面白いかもしれない。