忙しさと夜更かしについて
苦しい日が続いていても、毎日忙しくてつい休息を忘れてしまうことが当たり前になっても、夜を走ることは続けられるだろうか。
ピアノ、韓国語、英語の試験、その他語学、詩、小説(読み書き両方)、何でもやってきたつもりではある。
それでも毎日の色々なことに忙殺されてしまって、近視眼的に来週役に立つ勉強ばかりをしている気がする。
100通りの走り方が、私の無限の夜更かしを楽しくするための記録ではなくアイデンティティ、あるいは拠り所になってしまう。
それは本来の目的から外れてしまうのではないか、と、ふと思うことが増えた。
去年までは長い夜を過ごすこと自体が私に課された題目であって、全く全容の見えない自分の将来をずっと見つめながらもがくことばかりしていた。
今年になって、やっと自分はこういう人生を歩むのかもしれない、と思うことが増えてきて、それは安心すると同時に自分の可能性が全部損得勘定の枠の中に収束してゆくことでもあった。
正直に言って誰にでも起こることだと思う。それでもこの感覚を私自身は嫌いで、私は私として抗いたいと思う。
たしかに、あくせくした毎日を送って擦り切れることは今までにもあって、むしろその時期の方が圧倒的に長かった。敷かれたレールからは外れているかもしれないけれど、逸脱からは程遠い場所で悪あがきを続けてきたようなものだ。
何かを得たいなら何か捨てる勇気がないとだめだと言われたことも一度ではないし、このまま凌ぎ続けることが本当にできるのならやってみろ、と言われたこともある。(もっと優しい言い方ではあったけれど)
それでも新しいことを追い求めて、浪費すれば一瞬の人生であくせくしながら自分の好きなことを高めることは辞めたくない。
自分の人生と言ってしまうと仰々しいにしても、自分の人生くらい派手な立ち回りをしても許されるだろう。誰の目を気にして「ほどほど」の人生なんて送る必要なんてあるのだろう。
これからも体がついていく限り、自分の本業に加えて夜の100通りの走り方を実行し続けたい。と、久々にブログを開いて決意した。
本を読む体力がなくても本が読みたい(忙しくて本が読めない人間のためのブックガイド)
疲れた。体が動かない。くさくさする、こういう時は本を読んで回復したいのに疲れて本を読む体力がない。でも読めない。
と、いうことが続いているので、未来の自分への備忘録も兼ねて、こんな時の対処法と個人的ちょっとだけでも読める本について書いてみる。
対処法いくつか
1.一旦気が済むまで寝る。あるいは、気が済むまで疲れた!!と叫ぶ。くさくさした気持ちが落ち着くまで発散してみる。
2.寝っ転がって読めるスマホ端末にkindleを入れる。でもTwitterに逃げがちなので本が読めなかったらよさげな漫画でもいいのかもしれない。疲れた人間の休息には待てば読める系の漫画は不向きなので、アプリならジャンプ+がおすすめ。
3.詩集や歌集を読む。絵本なども。文字が少ないから読みやすいんだけど、個人的に美しい表現はしっかり立ち止まってしまうし、余計に考え事をしてとんでもない時間を消費してしまうので疲れが溜まってしまいがち。なので今回はそこまで触れません。あとで少しおすすめを紹介します。
4.すっきりした読み口の小説を読む。そもそも本を買う気力がなくなりがちなのでkindle unlimitedで無料本を探すことが多いです。それとは別に読めそうな本をベッドサイドに数冊ストックしておくとセーフティーネットになります。
と、いうわけでAmazonリンクを添えて本紹介です。
おすすめの本【短め】
(詩集・歌集編)
1.谷川俊太郎『あなたはそこに』
一編の詩とイラスト。ざーーーーーと読むなら20秒くらいだけど読んでよかったと絶対に思えるはず。
なんとなく動けない時に、少しずつ読んでいった。国語の教科書で見た時とまったく違う刺さり方をした。自分の指がキーボードを叩くための道具じゃなくてちゃんと指に見える。
3.木下龍也『あなたのための短歌集』
右にお悩みやお題、左にアンサーとしての短歌。短歌と知らなくても読める前提知識の要らなさと、短歌ならではの美しさが好き。
おすすめの本【長め】
4.望月麻衣『京都寺町三条のホームズ』
現実逃避したいときに、住んでいる場所から離れたところのご当地小説を読むのが好きです。中学生の時こういう小説をよく読んだな~とか。序盤は一章完結だから寝る前に20分くらいで読んで、今日は小説が読めた日! と思える。
本当に読めないときはコミック版にも頼れるので嬉しい。
5.三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』
こちらも現実を忘れられる本。ちょっと教養が入っているほうが個人的に読んだ感があり、やわらかに知的好奇心が満たされるのでいいなと思う。昔読んだときには気にならなかったけど主人公は就職浪人中なんだな……そうか……
こちらもコミック版がある。ちなみにコミックの方が入ってくる時と小説の方がいい時があるんですよね。あれって何なんでしょうね。
6.彬子女王『赤と青のガウン オックスフォード留学記』
なんといっても調律された日本語。天然水のように文章が読める。本当に読みやすい。
Twitterで話題になっていたというミーハー心で読み始めたが、いい買い物をした。アカデミックな場所で頑張っている人は尚更触発されると思う。
同じような状況にある人がちょっと実のある時間を過ごせますように。
フラッシュ読書とかどうだろう(リベンジ夜更かしに先回りすることについて)
最近、毎日疲れて帰ってきて身体やらメンタルやらが落ち着くころには0時を過ぎ、そこから自己研鑽を……なんて考えながらモチベーションを持っていくまでに丑三つ時、なんてことばかりある。
正直かなりつらいので、モチベーションがなくてもどうにか自分のやりたい勉強を進められないか、と考えていたのがフラッシュ読書と自分で命名したものだ。
本腰を入れて一歩ずつテキストを読みこむのはつらい。でも、買ったままのテキストがどんどん増えていくのはもっとつらい。ということで、10秒ほどテキストをパラパラして次のテキスト、また10秒パラパラして次のテキスト、という風にしてフラッシュ暗算のようにテキストを読んでみることにした。
まず罪悪感が減る。10秒だとちょっと面白いショート動画を見るくらいのテンション、情報量なのでなんとなく手軽だし、思考停止していても大丈夫。頭に入ってくるかは別だが、個人的な経験上ショート動画は全く見た記憶がないわけではない(多少は頭に残る)ので目次を定期的に思い出す程度にはなる。
情報量もそこそこ多いため、なんとなく勉強した気分になる。
あくまで今後勉強する前提なので、分かった気になって人に講釈を垂れるタイプの怪物にならないようには気を付けないといけないが、まあ自分の無知は自分が一番分かっているので問題ないだろう。
というわけで、今日のラインナップは『歌詞のサウンドテクスチャー』『財政学をつかむ』『金融業界大研究』『ミクロ経済学の力』と小説数冊だった。
深夜のリベンジ夜更かしをする前に、手軽なリベンジをどうですか。
ITパスポート一回目の備忘録
大反省。ほぼ一夜漬けでした。
正確に言えば、一晩暗記に費やしてから前日に残り部分を通読した状態でそのまま試験会場に行き、もちろん不合格でした。
ただ、1000点満点中の20点差での不合格だったからもしかして勉強の方法自体は意外と合ってたのでは?? と思ったので書き残してみます。
文系だしITとはあまり関連のない専攻を選んだため、前知識はゼロです。高校の時に情報の授業は多少聞いていた気がする。大学ではほとんどこの分野に触れることはありませんでした。
どうして一夜漬けしようと思ったのか、私も知りたい。
インプット
まず買ったのは一番薄くて赤シートで隠せる仕様だったテキスト。これは個々人で向き不向きがあるのであまり言及しませんが、関連事項のページ数が載っていたことが案外初心者にとっては勉強しやすかった。
インプットはこれだけです。問題集は購入せず、赤シートで隠れる部分をひたすら覚え、そのテキストに収録されている範囲の問題をとにかく解く。
ITパスポートは①ストラテジ系、②マネジメント系、③テクノロジ系の3部門に分かれて各々一定以上の点数を満たし、合計点が6割で合格です。
私は経営系の勉強は大学の講義でいくらか入っていたので、そちらの部分が含まれるマネジメント系は多少少なめの勉強に。
逆に①と③は前提知識がなかったのですが、基本情報から先に進まない場合でも学びが大きいほうを優先しようと思ったので、文系でも知識として知っておきたいと思った①ストラテジ系を中心に勉強しました。
③のテクノロジ系はパズルっぽい問題が多いので、読むだけにとどめて、本番一発である程度取れたらよしということにしました。実際、ルールが書いてあれば解法を知らなくても多少解けるので、SPIとか得意な人はITパスポートの範囲だったら多少何とかなりそうではある。
アウトプット
アウトプットはおなじみのこのサイトを使いました。
なぜか過去問が全部無料で見られるし、一年解くだけで詳細な分析グラフを見ることができます。CPAラーニング並みにどうして無料なのか分からないサイト。でも使えるものはありがたく使わせていただく。
ただし注意するところがあって、この過去問は4択の選択肢の中に英語の略称が丁寧に記載されているのですが、実際の本試験は略称が書かれていないんです。
過去問道場でCustomer Relationship Managementと書いてあるのを見て文字通り正解していても、本試験ではCRMという単語だけを見て意味が分からないといけないわけです。
私は本試験の会場で初めて知って発狂しかけました。
結果
一夜漬けのわりに結構いいところまで行っていたので勿体なかった。
ちょっと前に受けたのでまた前回の知識を入れ直さないといけないのですが、夏休みのタイミングでまた復習して、今度こそ取れたらいいなと思っています。
ちなみに、ITパスポートが一か月で受かるというのはあながち間違いではない気がします。一夜漬けでも文系でなんとかなりそうな雰囲気があったので。ここから点数を上げるのが難しいのかもしれませんが……。
全部を理解しようとすると膨大な時間がかかってしまうので、最初はサッと覚えてうろ覚えの状態で資格を取ってしまって、次の試験を勉強する段階で適宜復習しながら知識を染み込ませていくのがベストなのかなと思います。
初めてITパスポートを受ける人が多少なりとも楽に受験できますように。
文字をいくら食べても足りない
音楽が好きだ。それに付随する歌詞の音韻が好きだ。詩も文章も好き、コンピューターに表示されるような文章もそれ自体に「コンピューターみたい」という印象を持たせる文字列が存在していることが楽しくて仕方がない。
最近は詩に手を出したり古典に戻ったりしながら、反動のようにTwitterの海に身を沈めて(文字通り、どぶ川に沈むのだ)文字をずっと食べ続けている。それでもなんとなく足りない気がして自分で文字を書き写してみたり文字自体のデザインについて考えてみたり、手当たり次第に美術館に足を運んだりもしているが、なんとなく欠乏感がぬぐえない。
文章。小説、ブログ、エッセイ、学術書、論文、Twitterに溢れるあらゆる言説、インスタの抽象化された個人の話し方、TikTokのコメントの味、どれも好きだ。
詩、短歌、俳句、歌詞、ラップのリリック、概要欄、美大に行くとよく見かける展示の説明書き、建築誌のコンセプト集、広告、短文もだいたい読んでいる。
古文漢文は二次試験まで一緒にいた相棒で受験が終わってからも趣味で色々読んでいるし、日英仏で読めるものがあったら探している。最近は韓国語も始めた。
これでも足りない。まだ私が触れられる、吸収できる文体はあるのではないかと思いながらずっと飢えている。
自分で書いてみたら物を見るときの地平が変わるだろうかとも思ったがそんなこともないらしい。そもそも自分の書けるものの限界を書きたいものが常に超えていってしまって、周囲からしたら病的に数をこなして書けるものを増やしているようでも、私からしたら全然足りない。私が満足いかないのだから評価には評価以上の意味がない。
だから文章もSNSも詩歌もあらゆる媒体で書きながら新しいアカウント、ペンネームの作成に追われ続けている。
いつも見ている文字は一つとして同じ意味を持っていないはずなのにこんなに足りない気がするのがおかしくて、読んでも足りない、嘘みたいに足りない。これ以上の感受性を持ったら人間関係に耐えられないというくらいには感受性に困っていないはずなのに、それを貪欲が追い越していってしまう。
焦る、どうしても焦る、今以上に時間が減っていく人生をどうやって楽しく生きてゆこう。ルーチンワークが増えたら文字を求めて周囲に何をしでかすか分からない。
四半期が終わるのは嘘です
本当らしいです。試験に悶え、創作に悶えを続けていたらいつの間にか終わってしまいました。
新しいことをすることが時に新生活の邪魔になることは重々承知なんですけど、それでも世界を広げたいし、まだ見ぬ意味わからない難易度の試験に文句を言いたいし、たいして知識もない楽器をかき鳴らして騒ぎたいです。4月からも続けます。
PS:以前の教科書は覚えるところがまとまっていなかったため、ITパスポートのテキストに暗記用をもう一冊買い足しました。これでどう足掻いても受かるはずです。多分。これからそこそこ順当に頑張れたなら。